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Pickup
目の前にあるコーヒーにはいろんな人が携わっていて、
1杯のコーヒーを通していろんな方と繋がれると思っています。
”A Cup of Coffee with You”(1杯のコーヒーをあなたと共に)というコンセプトを掲げ、活動されている大阪大学コーヒー愛好会さん。
主な活動内容は、コーヒーにまつわる様々なトピックスに関する勉強会や、実際に焙煎からドリップまでを行うドリップ会など。
メンバーそれぞれが大好きな、コーヒーと真摯に向き合うような活動をされています。
一緒にコーヒーを飲む友達や家族、大事な人、
コーヒーを淹れてくれた方、焙煎してくれた方、コーヒー農家の方々、
そして、自分自身。
ただコーヒーを嗜むだけではなく、その所作によって生まれる「繋がり」を大切にされている愛好会の皆さんに、お話を伺いました。
2022年3月12日、大阪大学コーヒー愛好会さんによるポップアップストアが開かれました。
不定期で開催されている地元石橋商店街での販売会は、今回が2回目です。
今回のテーマは「豆の挽き具合」。
粉の粗さを変えたときの、味や風味の変化。
それらの差を実際に体験してもらうべく、超粗挽きと、適切な挽き加減の二種類を試すことができます。
使用されている豆は、大阪大学コーヒー愛好会さんオリジナルの「愛好会ブレンド」です。
今回は、編集部2人で、2杯オーダーさせていただきました。
コーヒー豆は、挽いた瞬間から酸化が始まってしまい、ポテンシャルを十分に発揮できなくなります。
大阪大学コーヒー愛好会さんによるポップアップストアでは、目の前でオーダーを受けてから一杯一杯グラインド→ハンドドリップを行ってくれるため、淹れたての一杯を楽しむことができます。
グラインドされたコーヒー豆の芳醇な香りを楽しみつつ待っていると「飲み比べてみますか?」とご提案が。
せっかくなので「超粗挽き」コーヒーを試飲してみることに。
一般的なセオリーとして、挽き目が粗くなるほど豆とお湯の接触面積が少なくなるため、軽く薄い味わいになります。
そのため豆の挽き加減は、どのような抽出方法を選び、どの程度の味わいを求めるかによって変化するのです。
頭では理解しているつもりでも、実際に体験するのは初めて。
「超粗挽き」コーヒーを飲んでみると、良くも悪くも軽く、また香り立ちも弱いコーヒーでした。
またボディ感や苦味が薄く出るため、相対的に酸味が強調されているようにも感じました。
いざ愛好会ブレンドを。
味を語れるほど見識が深くない、コーヒー初心者の編集部の拙文ではありますが、
コクと旨味がぎゅっと詰まったボディ感に、華やかで香り高いコーヒー豆の酸味と軽やかな後味。
ブラックでも軽い口当たりで、とても絶妙な味わいでした。
コーヒーが大好きな大阪大学の有志によって立ち上げられたサークル、大阪大学コーヒー愛好会さんは
この春、新しいメンバーを募集予定です。
「コーヒーを楽しみたい」「コーヒーに興味がある」など、少しでも活動にご興味がある方は、
大阪大学コーヒー愛好会さんまで是非ご連絡ください。